注文殺到のSTM32F7Discoveryがついに届きました!
このDiscoveryは今までのものと違い、
- MicroSDカードスロット(SDIO)
- USB HS
- Ethernet
- 4.3インチ液晶 静電容量式タッチパネル
- FMCに128MbitのSDRAM(※アクセス可能なのは64Mbit)
- QSPIに128MbitのFlash
- その他音響回り(興味なし)
と、本格的な使用を想定した構成となっています。
(F7の威力を見せ付けるための戦略でしょうね…)
STM32F429I-DISCOも衝撃的でしたが、それよりも数倍豪華ですね。
しかもお値段なんと50$
購入するなら、今はRSがよさそうです。
STM32F7DiscoveryのサンプルはSTM32CubeF7に含まれるサンプルをいくつか動かしてみました。
・QSPI_perf
QSPIからSDRAMへ、DMA転送する際のパフォーマンス確認。
47.5MB/sってシュゴイ…
そういえば、STM32F4ではFMC上のNOR FLASHとSDRAMを同時に扱えないというファッキンなエラッタがありましたが、もう解消されているのでしょうか…
・LwIP_HTTP_Server_Netconn_RTOS
DHCPでIPアドレスを自動で取得し、WEBサーバーとなります。
FreeRTOSで稼働しているタスク一覧をブラウザで確認できます。
・STemWin
これは半分自前ですが、STemWinをFreeRTOSで動作。
タッチパネルでアイテムを選択できます。
あと、FatFsの動作確認もしました。
STM32F7用に、とりあえず開発環境を整えました。
上記サンプルをビルドできるサンプルを、GitHubに上げています。
各サンプルはブランチとして置いてあります。
現在はWinのみ対応です。
Macにも対応していく予定です…OpenOCDが面倒…
主に使用しているツールは
ST-LINK UtilityのV3.7ではQSPI Flashへのアクセス機能が追加されていますので要アップデートですよっ!
環境変数に以下の2つを追加します。
あとはテキトーにmakeすればきっと多分動きます…
このmakefileは、ヘッダファイルの依存関係に対応しているので、ヘッダファイルを変更したときにmake clean→make allする必要がありません。
makefile内で設定しているフラグを変更した時は、もちろんリビルドする必要があります。
LwIP, FreeRTOS, STemWinは、makefileで使用するかを設定できます。
OS_SUPPORT = USE_FREERTOS
LWIP_SUPPORT = USE_LWIP
USE_EMWIN = 1
ここらへんをコメントアウトしたりで弄ってください。
ロボットと電子工作とプログラミング!
女の子は甘いもので出来てる?
質問を許してくれるのでしょうか?
参考資料が少ない中、このページにたどり着きました。
STM32F746Gの内蔵SDカードの読み書きがしたいのですが、
ページ中に ”あと、FatFsの動作確認もしました。” とありますので、
GitHubからDLしましたが、FatFs関連のmain.cがないみたいですが、場所を教えて頂けませんか?